VABBO KIDS(バボ・キッズ)とは、イタリア語で「そのままでいいんだよ」という意味に由来しています。
大人が無理やり押し付ける子育てではなく、その子が持つ本来の個性を活かし、その子の眠った能力を心理カウンセラーが発掘します。
1人1人を大切にサポートし、たくましい大人になる土台作りをする、長年の臨床経験に基づいたVABBO KIDS独自の教育プログラムです!
<対象年齢:3~18歳前後>
わが子の幸せを願ったり、たくましく成長して欲しいと思うのが親心。
ですが、大人になってから精神的に問題を抱えたり、悩み、辛い思いをする方が多いのが現状です。人生は山あり谷ありですが、それでもわが子の幸せが多いに越した事はありませんね。
実は、大人になってからの様々な問題や悩みの多くは、幼児・児童期に周りの大人たちがどう関わったのか?子どもがどう感じたのか?という事がすごく関係しています。子どもの頃から「すごく真面目で良い子。」と言われていても、青年期や大人になった時に悩みや問題を抱えたり身体症状が生じたりする場合もあります。
現代はストレス社会と言われており、発症の原因になるストレスや心理的負荷がなくなれば何も問題ありませんが、なんとか出来ないものが多いものです。
ストレスを持ちこたえられるよう、子ども達が心身ともに健康でたくましく、問題に向き合う強さや自己肯定感を持ち成長していく事が何より望ましいです。
「強く育ってほしい、しっかりして欲しい。立派な大人になって欲しい。」
その想いがあるから、ついつい強く叱ってしまう。厳しくしてしまう方も多くおられます。
でも本当に大切なのは、子ども達の気持ちを汲みながら関わってあげる事。ありのままの子どもを受け止めてあげる事。
これが自己肯定感を育て自信になっていきます。
私達は将来の子ども達の幸せを願って、ストレス社会に負けない、たくましい人に成長して欲しい!そんな想いを持って活動しています。
人格形成の基礎を作る重要期
問題が表面化したり深刻化するのは、大人になる頃「青年期頃」
・自信が持てない ・新しい事に臆病 ・緊張しやすい
・人付き合いが苦手 ・依存しやすい ・自己中心的 ・他人に厳しい
深刻になれば…
・適応障害 ・神経症 ・人格障害 ・精神病(鬱や統合失調症)
・出社拒否 など ※成人の方でお悩みの方はこちら
VABBO KIDSの関わりスタイル① 肯定的自己を作る
肯定的自己の大切さ
自己肯定感が目標達成や成長にどう影響するのか?ということを簡単な動画にしてみました。
ぜひ一度観ていただければと思います。
自己肯定感とは簡単に言うと「自分はOK」という確信。これは「自分は勉強が出来るからOK」などの「〇〇な自分だからOK」という条件的なものではなく、「自分の存在そのものに対するOK」。上手くいくに越したことはないけれど出来ないこともある、それでも自分は自分。という状態。もし出来るようになりたかったら努力したり考えたり次の成長へつなげることが出来ます。反対に「条件付きのOK」が強いと過度に努力し過ぎたり、出来なかったときに「自分はダメ」と否定的にとらえてしまう事があります。
脳科学の分野から見ると脳へどうインプットされたのか、ということが重要。
これまで繰り返し学習してきたものを、新たに繰り返し再学習させることは可能です。
ですが焦りは禁物、良い結果は生まれません。
発達心理学からの観点
各発達段階には乗り越える課題と達成課題があり、望ましい発達をした場合にその段階ごとに獲得する目標が設定されています。発達ステージの段階の中でも、特に乳幼児から幼児後期までの乳幼児が獲得する、「希望」「目的」「意志」はその後の子どもの精神的な発達に非常に重要です。
発達段階(年齢) | 【乗り越える課題】 と 〘達成課題〗 | 獲得するもの |
乳児期(0~3才) | 【基本的不信】 と 〘基本的信頼〙 | 希望 |
幼児前期(3~4才) | 【羞恥と疑惑】 と 〘自立性〙 | 意志 |
幼児後期(4~6才) | 【罪悪感】 と 【積極性】 | 目的 |
学童期(6~18才) | 【劣等感】 と 〘勤勉性または生産性〙 | 有能 |
青年期(17~24才) | 【アイデンティティの拡散】と〘アイデンティティの確立〙※ | 忠誠 |
※アイデンティティ・・自己同一性といい「自分は自分でいいんだ」という確信を持てることが望ましい
乳児期・・母親や養育者から充分な愛情をもらい、乳児も母親を受け入れる信頼関係かどうかで、自己のベースが肯定的なものか否定的なものとなるか決まる。
「動画でいうと肯定的自己or否定的自己」
幼児前期・・程よい躾がなされることで自律心や行動・意志、感情などを自己統制できるようになるが、厳しすぎる躾や過保護すぎると、自己に対して自信が持てなくなる。
「動画でいうと意思決定or優柔不断」
幼児後期・・友達との遊びの中での自己をどのように保つか探りながら、親の性質を取り入れ同一化することで積極性を身につける。
「動画でいうとチャレンジor迷う→ステップ」
VABBO KIDSの関わりスタイル② 行動学習の面から
子どもの行動の目的と意図を知るために
バボキッズでは【行動の学習原理】を踏まえて関わります。
子どもが「ある行動」を起こしたときに・・・ | 得られる | 得られない |
快 ※(本人にとって嬉しいもの) | 「ある行動」は増える↑ 【正の強化学習】 | 「ある行動」は減る↓ 【除外学習】 |
不快 ※(本人にとって嫌なもの) | 「ある行動」は減る↓ 【処罰学習】 | 「ある行動」は増える↑ 【負の強化学習】 ×心理的に良くない |
※親や他人から見ると不快なものだったとしても本人にとっては快なケースもあり、本人がどう捉えるかということが重要になります。
例えば、「子どもがいたずら(ある行動)」をしたことに対して、「親が叱責(処罰学習)」を行ったとしても、子どもが「親からの注目(快)」を得られたと感じれば「いたずらという行動は増える(正の強化学習)」ということになります。
各行動学習の例を一覧にしてみました。
具体的に分かりやすく、望ましい方向に働く場合と望ましくない方向に働く場合をのせてみました。
このように人は常にある行動に対して様々な学習をしながら生きています。普段の関わりや生活の中でも、子どもは学習を繰り返しています。また不登校や問題行動等も行動学習から強化されて複雑に慢性化していきます。
他にも、お子さんの躾の為に、処罰学習を取り入れられる方も多いと思いますが、叱り方によっては子どもの肯定的自己を下げてしまう結果に繋がることもあります。
もし子どもとの関わりの中で気になられることがあればバボキッズにお気軽にお越しください。
子育て相談室 お問い合わせ
詳しく学びたい方は書籍も販売しています
VABBO KIDSの関わりスタイル③ ゲシュタルト心理学 ~図と地~
下の図は虫眼鏡と見ているものを表しています。
誰だって良い自分でありたいし、結果が良いものであってほしいですよね。しかしそれを望めば望むほど見ているものが限定的になってしまい、他の良い部分が見えなくなってしまいます。これが自信を失ってしまう要因の一つです。視点を変えると自分の良い面もあることに気づき、可能性が広がっていきます。
現在、VABBO KIDSでは下記の支援事業を行っております。
子どもが自信を持ち将来に希望を持ってたくましく成長して欲しい。
子ども達の笑顔を守りたい。
子育てで悩まれたり苦労されている保護者様の力に少しでもなりたい。
この度、心理カウンセラーとして長年携わってきた経験を活かし、子ども達の幸せを願い1冊の書籍として子育て本を出版いたしました。
これから子育てされる方、現在子育てされている方、子どもと関わるお仕事をされている方に、ぜひ読んでいただきたいです。
~子育て「それ」が必要なわけ ・・・「それ」って?~(著者:小上左千子)
事務所にて販売(2,000円) または、Amazonブックスからのネット注文となります。
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